今回、故人様の強い意志により、葬儀は行わず火葬のみでのお見送りをさせていただきました。
生前から「シンプルに、静かに見送ってほしい」とおっしゃっていた故人様。ご遺族も「本人の気持ちを一番に考えたい」と、その思いを大切にされていました。
私たちスタッフとして心がけたのは、形式にとらわれず、故人様とご遺族の想いに寄り添うこと。
火葬のみであっても、お一人お一人への敬意と愛情は変わりません。
最後のお別れの瞬間、ご遺族が静かに涙を流されている姿を拝見し、この選択が正しかったのだと感じました。どのような形であれ、故人様への想いを込めてお見送りできることの尊さを、改めて実感した一日でした。